Debian 13(Trixie)で GitHub の 自分のアカウントにある private リポジトリを git clone しようとすると、初回は認証方法で迷う人が多いと思います。
現在、GitHubでは ユーザー名+パスワードによる認証は廃止されており、 private リポジトリを clone するには以下のいずれかが必要です。
- SSH鍵認証(推奨)
- HTTPS + Personal Access Token(PAT)
本記事では、Debian 13 環境で private リポジトリを clone するための 具体的な作業手順を解説します。
前提環境
- OS:Debian 13(Trixie)
- GitHubアカウント(private リポジトリ所有)
- sudo 権限を持つ一般ユーザー
手順① Gitをインストールする
まず Git がインストールされていない場合は導入します。
sudo apt update
sudo apt install -y git
確認:
git --version
方法① SSH鍵を使ってprivateリポジトリをcloneする(推奨)
サーバー用途や長期運用では、SSH鍵認証が最も安全で快適です。
① SSH鍵を作成する
ssh-keygen -t ed25519 -C "your_email@example.com"
Enter を数回押せば、デフォルト設定で作成できます。
作成される鍵:
~/.ssh/id_ed25519
~/.ssh/id_ed25519.pub
② 公開鍵をGitHubに登録する
公開鍵を表示します。
cat ~/.ssh/id_ed25519.pub
GitHub にログインし、以下の手順で登録します。
- Settings
- SSH and GPG keys
- New SSH key
- Title:Debian13-server など
- Key:表示した公開鍵を貼り付け
③ GitHubへの接続確認
ssh -T git@github.com
成功すると次のように表示されます。
Hi ユーザー名! You've successfully authenticated...
④ privateリポジトリをcloneする
git clone git@github.com:ユーザー名/リポジトリ名.git
パスワード入力なしで clone できれば成功です。
方法② HTTPS + Personal Access Token(PAT)を使う方法
SSHが使えない環境では、PAT を使って HTTPS 経由で clone することも可能です。
① GitHubでPATを作成する
- GitHub → Settings
- Developer settings
- Personal access tokens → Tokens (classic)
- Generate new token
権限は repo にチェックを入れます。
※ トークンは一度しか表示されないため、必ず保存してください。
② HTTPSでcloneする
git clone https://github.com/ユーザー名/リポジトリ名.git
認証情報入力時:
- ユーザー名:GitHubのユーザー名
- パスワード:生成した PAT
よくあるエラーと対処
Permission denied (publickey)
SSH鍵が GitHub に登録されていない、または別の鍵を使っている可能性があります。
ssh-add -l
Repository not found
private リポジトリで権限が無い、または URL の指定ミスが原因です。
どの方法を選ぶべきか
- サーバー・VPS運用:SSH鍵(推奨)
- 一時的な作業環境:HTTPS + PAT
Debian サーバーでは、SSH鍵認証一択と考えて問題ありません。
まとめ
Debian 13 で GitHub の private リポジトリを clone するには、 従来のパスワード認証ではなく、SSH鍵または PAT を使う必要があります。
一度 SSH鍵を設定してしまえば、以降の clone や pull は非常に快適になります。 サーバー構築時には最初に設定しておくことをおすすめします。
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